年齢とともにお肌が衰えてくると、「スキンケアを変えなくちゃ!」「良いものを使わなくちゃ!!」と思いませんか?
もちろん年齢に合ったケアをするのは大切ですが、スキンケアは「何を使うか」よりも「どう使うか」の方が重要です。
何を使ってもお肌にいい、というわけではなく、使い方を間違っていれば何を使っても一緒です。
正しい使い方をしなければ、せっかく高いスキンケア用品を買っても意味がありませんので、いろいろご紹介の前にまずは正しい使い方をマスターしましょう。
- スキンケア選びに悩んでいる
- 何を使っていいかわからない
- 高いものを使ってるのに効果がない
今使っているスキンケア用品の効果を最大限に引き出して、お肌の変化を感じてくださいね。
正しいクレンジング方法
では、まず正しいクレンジング方法です。
クレンジングで1番重要なのはお肌に負担をかけないこと。
いかにお肌にやさしく、汚れだけを落とせるかがポイントです。
そのために気をつけるのはこの2つ。
- たっぷり使う
- お肌をこすらない
オイルタイプでもクリームタイプでも同じです。
きちんと規定の量を使いましょう。
既定の量よりかなり少なくてもメイクは落ちるんですよね。
なので、つい少なめに使っちゃう。もったいないし。
でも、クレンジングの量が少ないとお肌をこすることになり、摩擦によってお肌を痛めてしまいます。
摩擦などでお肌に刺激を与えると、お肌が「守らなきゃ!」とメラニン色素を出します。
その結果、黒ずみができたり、シミができたりするんですね。
またこすることで肌バリアが壊れると、水分が保てなくなってシワができる。
さらにハリが無くなると毛穴も目立ち、たるんでしまう。
つまり、老け肌になってしまうんです。
なので、きちんと規定の量を使って、お肌の間にクッションをはさむような感じで、摩擦をできるだけ与えないようにやさしくクルクル。
そして、メイクが浮いてきたらいきなり流すのではなく、少しの水でクレンジングとなじませて(オイルタイプなら乳化になる)から洗い流してくださいね。
正しい洗顔方法
洗顔で大切なのもお肌に刺激を与えずに、汚れを落とすこと。
そのために気をつけることはこの2つ。
- きめ細かい泡を作る
- お肌をこすらない
細かい部分の汚れも落とせるよう、ふわふわの泡をしっかり泡立てましょう。
そして泡を転がすようなイメージで洗います。
手が顔に触れないように、泡だけでクルクルやさしく洗うのがポイントです。
泡立たないタイプの洗顔料は、クレンジングと同じように使ってくださいね。
そしてタオルで拭くときも、ゴシゴシではなくそっと押さえるようにして水気を取るようにすると完璧です。
正しいスキンケア方法
顔をきれいに洗えたところで、スキンケアです。
こちらも重要なのはやさしさ。
- 重ねづけをする
- ハンドプレスでなじませる
化粧水に関していえば質より量です。
お肌に水分を与えるのが目的なので、たっぷり使いましょう。
ただ、1回に肌になじむ量は決まっていますので、大量に使っても意味はありません。
お肌に悪いわけではないけれど、ただ単に蒸発するだけなのでもったいないんです。
なので、1回を多くつけるよりも2回、3回と分けて重ねづけする方が効果的。
例えば500円玉大とあれば、100円玉大を3回に分けてなじませます。
ここでも気をつけるポイントがあって、次々となじませるのではなく、最初のがなじんでから次を重ねづけして。
それと、化粧水をパンパン!と叩き込むようにつける方を見かけますが(温泉とかでたまにいらっしゃる)あれも刺激なので絶対ダメ。
手で顔を覆うようにして、じわじわと入れ込んでくださいね。
また、美容液、クリームは重ねづけはしなくても大丈夫ですが、一度手のひらで温めてから、これまたハンドプレスでじわーっとなじませましょう。
正しいパック方法
お肌に水分を与えるのに最適なシートパック。
1回でもぷるぷるになれる効果的な使い方がこちらです。
- ラップで覆う
- 15分以上使わない
水分たっぷりとは言っても、薄いシートです。
そのままではすぐに乾いてしまいますので、パックをした上からラップなどで覆うと効果的。
ラップは難しいので、私は百均で売っているシリコンマスクを使っています。
また15分以上使っていると、お肌の水分がパックに逆戻りしてしまうため、15分経ったらはがしてくださいね。
まだ水分が残っていてもったいなく感じたら、首やデコルテ、腕、足にペタペタとなじませるといいですよ。
正しいスキンケア方法のまとめ
クレンジングも洗顔もスキンケアも、とにかくお肌をこすらないのが最大のポイントです。
そのためにもこの3点を忘れずに。
- たっぷり使う
- しっかり泡立てる
- ハンドプレスをする
これでスキンケア効果がぐんとアップします。
高いものを使っているのに、ちっとも効果がない。
そんなあなたは、まず使い方を変えてみませんか?
きっと驚くほどお肌が変わってきますよ。